会員からのお便り 36
- 2013/02/07 (Thu) |
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会員からのお便り 36 内藤 正久 [H25.2.5]
◎アオジ
今月の鳥は、冬季に三浦半島の河原・公園等の藪や茂みで「チッ・チッ」と鳴き声は良く耳にしますが、姿はなかなか目にすることのできない鳥、「アオジ」をご紹介いたします。
分類はスズメ目ホオジロ科で、インド北部、中国、朝鮮半島、ロシア南部、日本等に分布しており、日本では北海道や本州中部以北で繁殖し、中部以西で越冬します。
全長はスズメと同じか少し大きい14~16.5cmです。雄の頭部は緑がかった暗灰色で目と嘴の周りが黒く、上面は褐色の羽毛で覆われ、黒い縦縞模様があります。下面は黄色い羽毛で覆われています。雌は上面が緑褐色の羽毛で覆われ、全体に地味です。
ともかく用心深い性質で草むら等に身を潜めていますが、繁殖期に雄は、高原などの樹木の枝先に止まって複雑な美しい声で囀るため、久々に囀りを聴くと他の鳥と間違えてしまいます。
食物は草木の種子が主で、虫やクモなども好んで採餌します。冬場、公園の茂み等で「チッ・チッ」という鳴き声を聴きましたら、じっと待っていれば姿を観ることができますので試してみてください。
◎アオジ
今月の鳥は、冬季に三浦半島の河原・公園等の藪や茂みで「チッ・チッ」と鳴き声は良く耳にしますが、姿はなかなか目にすることのできない鳥、「アオジ」をご紹介いたします。
分類はスズメ目ホオジロ科で、インド北部、中国、朝鮮半島、ロシア南部、日本等に分布しており、日本では北海道や本州中部以北で繁殖し、中部以西で越冬します。
全長はスズメと同じか少し大きい14~16.5cmです。雄の頭部は緑がかった暗灰色で目と嘴の周りが黒く、上面は褐色の羽毛で覆われ、黒い縦縞模様があります。下面は黄色い羽毛で覆われています。雌は上面が緑褐色の羽毛で覆われ、全体に地味です。
ともかく用心深い性質で草むら等に身を潜めていますが、繁殖期に雄は、高原などの樹木の枝先に止まって複雑な美しい声で囀るため、久々に囀りを聴くと他の鳥と間違えてしまいます。
食物は草木の種子が主で、虫やクモなども好んで採餌します。冬場、公園の茂み等で「チッ・チッ」という鳴き声を聴きましたら、じっと待っていれば姿を観ることができますので試してみてください。
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会員からのお便り35
- 2013/01/11 (Fri) |
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会員からのお便り35 内藤正久 〔H25.1.10〕
◎カワセミ
今月の鳥は、「渓流の宝石」などと呼ばれ、三浦半島の川や公園で良く目にするようになりました美しい鳥、「カワセミ」をご紹介いたします。
分類はブッポウソウ目カワセミ科で、ヨーロッパ、インド、東南アジアにかけて分布しており、日本では海岸や川、湖、池など水辺に生息し、都市部の公園の池等でも1年中見ることができます。横浜の舞岡公園の池では、高い確率で観ることができます。
全長は17cmとスズメより少し大きいですが、長い嘴のため体はスズメほどの大きさです。雄の嘴は黒いですが、雌は下の嘴が赤いので容易に区別ができると思います。頭、頬、背中は青く、喉と耳の辺りが白で、胸と腹と眼の前後は橙色、頭は鱗のような模様があります。
ともかくカワセミは両翼の間からのぞく背中の青色が美しく、羽にある微細構造により光の加減によって鮮やかな青に見えます。宝石のヒスイはこのカワセミの色に由来するものと思われます。
飛ぶときには水面近くを速く直線的に飛び、このときに「チッツー」「チー」という古い自転車のブレーキ音のような鳴き声を挙げることが多いようです。
採餌するときは水辺の石や枝の上から水中に飛び込んで、魚や水生昆虫を捕らえます。
とにかく身近に観れる美しい鳥ですので、公園の池を散歩されるときには、注意して探してみてください。
カワセミ:舞岡公園にて撮影(クリックすると拡大します)
◎カワセミ
今月の鳥は、「渓流の宝石」などと呼ばれ、三浦半島の川や公園で良く目にするようになりました美しい鳥、「カワセミ」をご紹介いたします。
分類はブッポウソウ目カワセミ科で、ヨーロッパ、インド、東南アジアにかけて分布しており、日本では海岸や川、湖、池など水辺に生息し、都市部の公園の池等でも1年中見ることができます。横浜の舞岡公園の池では、高い確率で観ることができます。
全長は17cmとスズメより少し大きいですが、長い嘴のため体はスズメほどの大きさです。雄の嘴は黒いですが、雌は下の嘴が赤いので容易に区別ができると思います。頭、頬、背中は青く、喉と耳の辺りが白で、胸と腹と眼の前後は橙色、頭は鱗のような模様があります。
ともかくカワセミは両翼の間からのぞく背中の青色が美しく、羽にある微細構造により光の加減によって鮮やかな青に見えます。宝石のヒスイはこのカワセミの色に由来するものと思われます。
飛ぶときには水面近くを速く直線的に飛び、このときに「チッツー」「チー」という古い自転車のブレーキ音のような鳴き声を挙げることが多いようです。
採餌するときは水辺の石や枝の上から水中に飛び込んで、魚や水生昆虫を捕らえます。
とにかく身近に観れる美しい鳥ですので、公園の池を散歩されるときには、注意して探してみてください。
カワセミ:舞岡公園にて撮影(クリックすると拡大します)
会員からのお便り34
- 2013/01/04 (Fri) |
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会員からのお便り33
- 2012/11/20 (Tue) |
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会員からのお便り33 内藤 正久 〔2012.11.20〕
◎ジョウビタキ
今月の鳥は、三浦半島の人里や公園でこれからの季節に目にする橙色の美しい鳥、ジョウビタキをご紹介いたします。
分類はスズメ目ツグミ科で、日本では冬に良く見られる渡り鳥です。昨年はあまり見ることができませんでしたが、今年は例年通り渡ってきているようです。
全長は13.5~15.5cmとスズメより少し小さく、雄は頭上が白く、目の周りが黒いのが特徴です。雌は頭が淡い褐色で、胸から腹、尾にかけては、雄雌ともに美しい橙色をしています。翼は黒褐色ですが、中ほどに白くて細長い斑点があります。
鳴き声は、「ヒィ」や「キッ」という甲高い声と軽い打撃音のような「カッ」という声を組合わせた特徴的なものです。この打撃音が、火を焚くときの火打石を打ち合わせる音に似ていることから、「火焚き(ヒタキ)」の名が付いたとされています。
昆虫類やクモ類などを捕食しますが、ピラカンサなどの木の実も良く食べ、ヒサカキなどの実を付けた木に止まったりします。公園を散歩されるときには、注意して探してみてください。
写真を
クリックすると拡大します
◎ジョウビタキ
今月の鳥は、三浦半島の人里や公園でこれからの季節に目にする橙色の美しい鳥、ジョウビタキをご紹介いたします。
分類はスズメ目ツグミ科で、日本では冬に良く見られる渡り鳥です。昨年はあまり見ることができませんでしたが、今年は例年通り渡ってきているようです。
全長は13.5~15.5cmとスズメより少し小さく、雄は頭上が白く、目の周りが黒いのが特徴です。雌は頭が淡い褐色で、胸から腹、尾にかけては、雄雌ともに美しい橙色をしています。翼は黒褐色ですが、中ほどに白くて細長い斑点があります。
鳴き声は、「ヒィ」や「キッ」という甲高い声と軽い打撃音のような「カッ」という声を組合わせた特徴的なものです。この打撃音が、火を焚くときの火打石を打ち合わせる音に似ていることから、「火焚き(ヒタキ)」の名が付いたとされています。
昆虫類やクモ類などを捕食しますが、ピラカンサなどの木の実も良く食べ、ヒサカキなどの実を付けた木に止まったりします。公園を散歩されるときには、注意して探してみてください。
写真を
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