会員からのお便り⑲
- 2011/10/06 (Thu) |
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〔2011.10.5〕
会員の内藤正久(副会長)さんより野鳥のお便りが届きました。
「タカの渡り」
今年もワシやタカの渡りのピークが過ぎました。
多くの野鳥は、季節ごとや定期的に移動を繰り返していますが、例えば、1万キロを越えて移動する鳥や市街地から山の上といった近距離を移動するものまでさまざまです。その中でも特に、「秋のタカの渡り」は比較的まとまって渡って行きますので、勇壮です。
「タカの渡り」の方法は、上昇気流に乗って円を描きながら高度を上げていき(タカ柱を形成)、そこから滑空するという方法で大部分が北から南に渡っていきます。ですから、 上昇気流が発生する場所をつなぎ合わせると「渡りのルート」ができることになります。
日本には数本の渡りのルートがありますが、この写真を撮影した三浦半島の武山山頂付近は、房総から伊豆半島そして愛知県の渥美半島伊良湖岬というルートで、どちらか というとメインルートからは外れています。
東日本で1番有名な観察場所は、長野県の「白樺峠」で、東北方面から渡ってくるワシ・タカのメインルートになっています。今年の9月24日には5,136羽が観測できたようです。
日本で記録されているワシ・タカの仲間は30種と言われていますが、渡りの数では「サシ バ」と「ハチクマ」が多いようです。何十羽のワシ・タカが作る「タカ柱」を見たときの感動は忘れられません。
今回、「オオタカ」「サシバ」「チゴハヤブサ」「ハチクマ」が撮影できましたので、全体や羽の形、尾羽の長さ等 を比較しながらご覧ください。
①オオタカ幼鳥 ②サシバ ③チゴハヤブサ ④ハチクマ
*写真をクリックすると鮮明に拡大できます。
会員の内藤正久(副会長)さんより野鳥のお便りが届きました。
「タカの渡り」
今年もワシやタカの渡りのピークが過ぎました。
多くの野鳥は、季節ごとや定期的に移動を繰り返していますが、例えば、1万キロを越えて移動する鳥や市街地から山の上といった近距離を移動するものまでさまざまです。その中でも特に、「秋のタカの渡り」は比較的まとまって渡って行きますので、勇壮です。
「タカの渡り」の方法は、上昇気流に乗って円を描きながら高度を上げていき(タカ柱を形成)、そこから滑空するという方法で大部分が北から南に渡っていきます。ですから、 上昇気流が発生する場所をつなぎ合わせると「渡りのルート」ができることになります。
日本には数本の渡りのルートがありますが、この写真を撮影した三浦半島の武山山頂付近は、房総から伊豆半島そして愛知県の渥美半島伊良湖岬というルートで、どちらか というとメインルートからは外れています。
東日本で1番有名な観察場所は、長野県の「白樺峠」で、東北方面から渡ってくるワシ・タカのメインルートになっています。今年の9月24日には5,136羽が観測できたようです。
日本で記録されているワシ・タカの仲間は30種と言われていますが、渡りの数では「サシ バ」と「ハチクマ」が多いようです。何十羽のワシ・タカが作る「タカ柱」を見たときの感動は忘れられません。
今回、「オオタカ」「サシバ」「チゴハヤブサ」「ハチクマ」が撮影できましたので、全体や羽の形、尾羽の長さ等 を比較しながらご覧ください。
①オオタカ幼鳥 ②サシバ ③チゴハヤブサ ④ハチクマ
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