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- 2015.10.23 会員からのお便り 58
- 2015.07.21 会員からのお便り56
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会員からのお便り 59
- 2016/01/05 (Tue) |
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会員からのお便り 58
- 2015/10/23 (Fri) |
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会員からのお便り56
- 2015/07/21 (Tue) |
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会員からのお便り55
- 2015/03/30 (Mon) |
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会員からのお便り55 ~今月の鳥~ 内藤正久 2015.3.18
◎クマゲラ
「クマゲラ」はキツツキ目キツツキ科クマゲラ族に分類される鳥で、体長は45~57㎝と日本に分布するキツツキのなかで最も大きな種です。和名のクマは「特大の」という意味で、名前の由来になっています。日本では北海道と東北北部に分布する鳥で留鳥です。1965年に国の天然記念物に指定されました。
全身は黒い羽毛で被われ、雄は頭頂から後頭にかけて、雌は後頭のみ赤い羽毛で被われています。撮影した写真は雄の成鳥です。
食性は動物食の傾向が強い雑食で、主にアリを食べますが、幼虫や果実も食べます。写真は地面近くの枯れ木の内部にいる獲物を捕食しているところです。
最近は、貴重な鳥を観るたびに「自然が少なくなっていく中で、良く生きていてくれた」と感謝せずにはおれません。
会員からのお便り54
- 2015/02/25 (Wed) |
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◎シロハラ
「シロハラ」はスズメ目ツグミ科に分類される鳥で、体長は25㎝ほど、公園の茂みの中に潜むことが多いのですが、静かに眺めていると獲物を求めて地上をピョンピョンと跳ねて出てくることもあります。しきりに落ち葉などをひっくり返して餌を探しています。
ほぼ全身が灰褐色で、和名のとおり腹部が白っぽい鳥で、雄雌とも同色です。囀りは冬場にはほとんどしませんが、たまに小声で「キョッ キョッ」と地鳴きをすることがあります。
食性は雑食で、地面に降りてミミズや昆虫などを捕食したり、木の実もよく食べます。
この時期に石垣島や宮古島の山間部の林道を通ると「シロハラ街道」と言われるほど多くの個体が生息しています。
◎アカハラ〔写真右〕
「アカハラ」はスズメ目ツグミ科に分類される鳥で、体長は24㎝ほどでシロハラと同じような大きさです。シロハラと大きく異なるのは、名前のとおり胸部から腹部側面にかけてオレンジ色の羽毛に覆われているところです。頭部は黒褐色で、顔や喉は黒ずんでいます。下嘴と肢は黄色みを帯びたオレンジ色ですので、全体を見ますとシロハラよりも綺麗な鳥、という印象です。
「アカハラ」は、シロハラと同じように公園の茂みの中に潜むことが多いのですが、静かに眺めていると獲物を求めて見通しの良いところへ出てくることもあります。しきりに落ち葉などをひっくり返して餌を探しています。食性は雑食で、地面に降りてミミズや昆虫などを捕食したり、木の実も食べます。
横浜市戸塚区の舞岡公園きざはし池周辺では、この時期にアカハラ、シロハラともじっくり観れますので、比較してみてください。
シロハラ ↑ アカハラ ↑
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