カテゴリー「我らの仲間」の記事一覧
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会員からのお便り38
- 2013/03/17 (Sun) |
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会員からのお便り37
- 2013/03/04 (Mon) |
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会員からのお便り37 内藤正久 2013.3.4
◎ノハラツグミ
今月の鳥は、日本ではほとんど観れない鳥「ノハラツグミ」をご紹介いたします。
分類はスズメ目ツグミ科で、北部ヨーロッパからシベリア中西部、バイカル湖付近で繁殖し、冬期には通常、ヨーロッパ中南部、トルコからイラン方面に渡り越冬します。今年のように寒い冬には、稀に迷鳥として観れる鳥ですが、日本ではこれまで数回しか記録されていません。
関東地方で一般的に観れる「ツグミ(写真:前の鳥)」はシベリア北部で繁殖し、冬期に越冬のため飛来しますので、これらの鳥と一緒に日本に渡ってきたのではないかと推測しています。
ノハラツグミは写真で比較していただくとお分かりのように、やや大きく、全長は約26cmです。また、羽毛の色合いもツグミとは異なっています。ツグミに混じって運動場の芝生にいるところを撮影しました。食物は雑食で、昆虫や果実等を採食します。
ところで今年は、強い寒気が関東の南部まで押し寄せてきましたので、「シロエリオオハム」「セアカモズ」「タカサゴモズ」など珍しい鳥が、いろいろなところで観れるようです。バーダーとしては忙しいシーズンになっています。
写真をクリックすると拡大します。
◎ノハラツグミ
今月の鳥は、日本ではほとんど観れない鳥「ノハラツグミ」をご紹介いたします。
分類はスズメ目ツグミ科で、北部ヨーロッパからシベリア中西部、バイカル湖付近で繁殖し、冬期には通常、ヨーロッパ中南部、トルコからイラン方面に渡り越冬します。今年のように寒い冬には、稀に迷鳥として観れる鳥ですが、日本ではこれまで数回しか記録されていません。
関東地方で一般的に観れる「ツグミ(写真:前の鳥)」はシベリア北部で繁殖し、冬期に越冬のため飛来しますので、これらの鳥と一緒に日本に渡ってきたのではないかと推測しています。
ノハラツグミは写真で比較していただくとお分かりのように、やや大きく、全長は約26cmです。また、羽毛の色合いもツグミとは異なっています。ツグミに混じって運動場の芝生にいるところを撮影しました。食物は雑食で、昆虫や果実等を採食します。
ところで今年は、強い寒気が関東の南部まで押し寄せてきましたので、「シロエリオオハム」「セアカモズ」「タカサゴモズ」など珍しい鳥が、いろいろなところで観れるようです。バーダーとしては忙しいシーズンになっています。
写真をクリックすると拡大します。
会員からのお便り 36
- 2013/02/07 (Thu) |
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会員からのお便り 36 内藤 正久 [H25.2.5]
◎アオジ
今月の鳥は、冬季に三浦半島の河原・公園等の藪や茂みで「チッ・チッ」と鳴き声は良く耳にしますが、姿はなかなか目にすることのできない鳥、「アオジ」をご紹介いたします。
分類はスズメ目ホオジロ科で、インド北部、中国、朝鮮半島、ロシア南部、日本等に分布しており、日本では北海道や本州中部以北で繁殖し、中部以西で越冬します。
全長はスズメと同じか少し大きい14~16.5cmです。雄の頭部は緑がかった暗灰色で目と嘴の周りが黒く、上面は褐色の羽毛で覆われ、黒い縦縞模様があります。下面は黄色い羽毛で覆われています。雌は上面が緑褐色の羽毛で覆われ、全体に地味です。
ともかく用心深い性質で草むら等に身を潜めていますが、繁殖期に雄は、高原などの樹木の枝先に止まって複雑な美しい声で囀るため、久々に囀りを聴くと他の鳥と間違えてしまいます。
食物は草木の種子が主で、虫やクモなども好んで採餌します。冬場、公園の茂み等で「チッ・チッ」という鳴き声を聴きましたら、じっと待っていれば姿を観ることができますので試してみてください。
◎アオジ
今月の鳥は、冬季に三浦半島の河原・公園等の藪や茂みで「チッ・チッ」と鳴き声は良く耳にしますが、姿はなかなか目にすることのできない鳥、「アオジ」をご紹介いたします。
分類はスズメ目ホオジロ科で、インド北部、中国、朝鮮半島、ロシア南部、日本等に分布しており、日本では北海道や本州中部以北で繁殖し、中部以西で越冬します。
全長はスズメと同じか少し大きい14~16.5cmです。雄の頭部は緑がかった暗灰色で目と嘴の周りが黒く、上面は褐色の羽毛で覆われ、黒い縦縞模様があります。下面は黄色い羽毛で覆われています。雌は上面が緑褐色の羽毛で覆われ、全体に地味です。
ともかく用心深い性質で草むら等に身を潜めていますが、繁殖期に雄は、高原などの樹木の枝先に止まって複雑な美しい声で囀るため、久々に囀りを聴くと他の鳥と間違えてしまいます。
食物は草木の種子が主で、虫やクモなども好んで採餌します。冬場、公園の茂み等で「チッ・チッ」という鳴き声を聴きましたら、じっと待っていれば姿を観ることができますので試してみてください。
会員からのお便り35
- 2013/01/11 (Fri) |
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会員からのお便り35 内藤正久 〔H25.1.10〕
◎カワセミ
今月の鳥は、「渓流の宝石」などと呼ばれ、三浦半島の川や公園で良く目にするようになりました美しい鳥、「カワセミ」をご紹介いたします。
分類はブッポウソウ目カワセミ科で、ヨーロッパ、インド、東南アジアにかけて分布しており、日本では海岸や川、湖、池など水辺に生息し、都市部の公園の池等でも1年中見ることができます。横浜の舞岡公園の池では、高い確率で観ることができます。
全長は17cmとスズメより少し大きいですが、長い嘴のため体はスズメほどの大きさです。雄の嘴は黒いですが、雌は下の嘴が赤いので容易に区別ができると思います。頭、頬、背中は青く、喉と耳の辺りが白で、胸と腹と眼の前後は橙色、頭は鱗のような模様があります。
ともかくカワセミは両翼の間からのぞく背中の青色が美しく、羽にある微細構造により光の加減によって鮮やかな青に見えます。宝石のヒスイはこのカワセミの色に由来するものと思われます。
飛ぶときには水面近くを速く直線的に飛び、このときに「チッツー」「チー」という古い自転車のブレーキ音のような鳴き声を挙げることが多いようです。
採餌するときは水辺の石や枝の上から水中に飛び込んで、魚や水生昆虫を捕らえます。
とにかく身近に観れる美しい鳥ですので、公園の池を散歩されるときには、注意して探してみてください。
カワセミ:舞岡公園にて撮影(クリックすると拡大します)
◎カワセミ
今月の鳥は、「渓流の宝石」などと呼ばれ、三浦半島の川や公園で良く目にするようになりました美しい鳥、「カワセミ」をご紹介いたします。
分類はブッポウソウ目カワセミ科で、ヨーロッパ、インド、東南アジアにかけて分布しており、日本では海岸や川、湖、池など水辺に生息し、都市部の公園の池等でも1年中見ることができます。横浜の舞岡公園の池では、高い確率で観ることができます。
全長は17cmとスズメより少し大きいですが、長い嘴のため体はスズメほどの大きさです。雄の嘴は黒いですが、雌は下の嘴が赤いので容易に区別ができると思います。頭、頬、背中は青く、喉と耳の辺りが白で、胸と腹と眼の前後は橙色、頭は鱗のような模様があります。
ともかくカワセミは両翼の間からのぞく背中の青色が美しく、羽にある微細構造により光の加減によって鮮やかな青に見えます。宝石のヒスイはこのカワセミの色に由来するものと思われます。
飛ぶときには水面近くを速く直線的に飛び、このときに「チッツー」「チー」という古い自転車のブレーキ音のような鳴き声を挙げることが多いようです。
採餌するときは水辺の石や枝の上から水中に飛び込んで、魚や水生昆虫を捕らえます。
とにかく身近に観れる美しい鳥ですので、公園の池を散歩されるときには、注意して探してみてください。
カワセミ:舞岡公園にて撮影(クリックすると拡大します)
会員からのお便り34
- 2013/01/04 (Fri) |
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