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会員からのお便り48
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会員からのお便り48 内藤正久~今月の鳥 H26.6.1
◎クロツグミ
今月の鳥は、日本の夏鳥のなかで最も魅力的な囀りをする鳥、「クロツグミ」をご 紹介します。
「クロツグミ」はスズメ目ツグミ科に分類され、繁殖期には大きく独特な美しい声で囀り、バーダーには大変人気のある鳥です。囀りは複雑で、さまざまな鳥の声を自分風にアレンジして雌にアピールしたり、縄張りを主張します。雄は繁殖期に樹木の高いところで囀っている姿を枝や葉っぱの隙間から確認することができますが、それ以外の時期には、警戒心が非常に強い鳥ですので、じっくり観察することはできません。今回、戸隠森林植物園で夕方、たまたま見やすい場所に止まって囀っていたところを撮影しました。枝が少し気になるのはお許しください。
「クロツグミ」は、日本では、夏に主に本州中部以北で繁殖し、冬には中国南部まで渡って越冬します。主に山地や丘陵地の森林に生息し、食性は動物食で、林の地面を歩きながら昆虫やミミズなどを捕食します。
体長は22cm程で、日本で記録されたツグミ属の中では、小さい種類です。雄は全身が黒く、腹側は白地に黒の斑点が目立ちます。嘴とアイリング(目のまわり)が黄色で特徴的です。雌は全身が褐色で、胸から点があり、腹は白色です。
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◎フクロウ
今月の鳥は、年始めですので「福老」と言われ縁起物とされることがある「フクロウ」をご紹介します。
分類はフクロウ目フクロウ科フクロウ属に分類される猛禽類で、知名度が高く「森の物知り博士」、「森の哲学者」などとして人間に親しまれている割には夜行性ということからほとんど人目につかない鳥です。
日本では、九州以北から四国、本州、北海道にかけて分布する留鳥で、平地から低山、亜高山帯の森林、農耕地、里山等で生息します。大木がある社寺林や公園の洞で生息することもあります。
全長は50~62cmで、羽を開くと94~110㎝と思った以上に大きな鳥です。顔は平たいお面のようで、灰褐色の羽毛で被われハート型で暗闇でも獲物が良く見えるように眼球が大きく発達しています。全体に褐色の羽毛で被われ、濃褐色や灰色、白い斑紋があります。首を180度回して振り向く姿は特徴的です。
鳴き声は、夜に「ゴッホウ ゴロスケ ゴッホウ」と透き通った良く通る声で鳴きます。鳴き声を日本語に置き換えて「五郎助奉公」ということもあります。
食性は動物食で、ネズミ、リス等の小型の哺乳類や小型の鳥類、モグラ等の食中類を始め、両生類、爬虫類、昆虫なども食べます。
写真のフクロウは、軽井沢の公園で夕方まだ明るいうちに近くの木に止まっていた個体です。たまたま観れてラッキーでした。
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