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神奈川大学三浦半島 宮陵会

カテゴリー「我らの仲間」の記事一覧

会員からのお便り⑱

〔2011.6.13〕
会員の内藤正久(副会長)さんより6月の野鳥写真のお便りが届きました。

「サンコウチョウ」
◎分類は、スズメ目カササギヒタキ科で、日本へは夏鳥として台湾・フィリピンから渡ってきます。
◎全長は、雄が約45cm(繁殖期)、雌が17.5cm。特に繁殖期の雄は、体長の 3倍位の長い尾を持つ美しい鳥ですが、なかなか見ることができません。私が探鳥するきっかけを作ってくれた鳥ですので、毎年生息状況が気になり、探鳥ポイントに見に行くようにしています。
◎鳴き声は、「ツキヒーホシ、ホイホイホイ」月・日・星と聞こえることから、三光鳥と呼ばれています。
◎食性は昆虫食で、林内で飛翔中の昆虫を捕食します。
 6月4日に歩こう会で、森戸川上流域を歩いた時、沢山のカメラマンと出会ったと聞きましたが、今年はまさにその場所に、巣を作っていました。この時には、抱卵していなかったようですが、順調に行けば7月上旬~中旬には雛が巣立つのではないかと考えています。
 (注)今月の写真は、過去に飛来した時撮影した個体です。
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会員からのお便り⑰

〔2011.5.10〕
会員の内藤正久(副会長)さんより、5月の野鳥写真のお便りが届きました。

「チョウゲンボウ」
〇分類はタカ目ハヤブサ科で、近年市街地でもよく見かけるようになった小型のハヤブサ類です。
〇分布は日本全国の農耕地、原野、川原等で、4月から5月に本州の広い範囲で繁殖しています。この写真も5月上旬に横浜市の水道橋で子育てをしている「チョウゲンボウ」を撮影しました。
〇餌は、写真に写っているように、トカゲ(嘴の先)やヘビ、カエル、昆虫、小型の鳥類等です。
〇大きさは全長30~35cm、翼を広げると70~80cmです。羽毛は赤褐色で黒い斑点があり、雄は頭と尾が青灰色、雌は褐色で翼の先が尖っています。
〇鳴き声は、「キィキィキィキィ」と甲高い声で鳴くことが多いようです。

一見すると、鳩が飛んでいるように見えますが、素早く羽ばたいたり、ホバーリングをしたりすることがありますので、子育てのこの時期には容易に見つけることができるのではないかと思います。(郊外の住宅地でも結構飛んでいます)
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*写真をクリックすると拡大します。

会員からのお便り⑯

〔2011.4.15〕
内藤正久(副支部長)さんから、4月の野鳥の写真が送られてきました。

今月は「メジロ」です。
27ddbe9a.jpg 「梅に鶯」と良く言われますが、実はウグイス(鶯)ではなくメジロが正解と思われます。花札にもウグイスが描かれていますので、めじろを鶯と間違えている方が多いようです。
 メジロの分類は、「スズメ目メジロ科」で全長は12cm前後、スズメより小さめの緑がかった鳥です。目の周りに白い輪があるのが特徴で、名前の由来ともなっています。(小鳥の名前はかなり安易に付けられており、特に容姿等によって命名されたものが多いようです。例えば、腹部が赤いので「アカハラ」、尾の部分が白いので「オジロビタキ」、体が小さいので「コゲラ」等)
 分布は東アジアから東南アジアにかけてで、日本では春先に好物の花の蜜を求めて良く観察されます。動きが早いので見難いと思いますが、身近な鳥ですし今は特に婚姻色で綺麗です ので是非気にかけてご覧ください。

会員からのお便り⑮

内藤正久(副支部長)さんから1・2月の鳥の写真のお便りが届きました。
〔2011.3.1〕
         8df49a40.jpg   ①サバクビタキ〔北印旛郡で撮影〕
スズメ目ヒタキ科、全長14~15cm、アフリカ北部から
アラビア半島・チベット高原にかけて分布。
砂漠や半砂漠のような所で繁殖しているので、此の名前があるようです。日本ではめったに見れない珍鳥で、関東では二度と見ることができないかもしれません。
 1d251863.jpg     ②キガシラシトド〔松戸で撮影〕
スズメ目ホオジロ科、全長18cm、冬季はアメリカ西部で分布。
頭頂に黄褐色の斑点が特徴。関東では1935年に荒川河口で観察されて以来75年ぶりの迷い鳥。
 551fcfaa.jpg          ③ギンムクドリ〔葛西臨海公園で撮影〕
スズメ目ムクドリ科、全長24cm、冬季は東南アジアで分布。
日本では南西諸島では見られるが、関東では稀な鳥。
 a0a86f2b.jpg                ④トラフズク〔多摩川で撮影〕
フクロウ目フクロウ科、全長35~37cm、ユーラシア大陸・北アメリカで繁殖、日本では本州中部から北海道にかけて局地的に繁殖するが、固体は少ない。
通常は人目の付きにくい場所をねぐらにするが、今回のように住宅地の傍の柳の木をねぐらにするのは珍しい。
冬季には、小規模な群れを形成するが、今回は5羽の集団だった。
 0f897499.jpg           ⑤ジョウビタキの白化したメス〔横浜舞岡公園で撮影〕
スズメ目ヒタキ科、全長14cm。
関東では冬鳥として公園でも良く見られる鳥だが、白化した固体は珍しい。白く目立つため、敵に狙われやすく、短命といわれている。
 写真をクリックすると拡大して

         見ることができます。  
 

会員からのお便り⑭

葉山にお住まいの小池邦夫(副支部長)さんより季節を感じさせるお便りが届きました。
〔2011.2.21〕

①「浜から浜 一家総出の 若布干し」 2月から3月にかけて三浦半島では、若布干しで海岸は多忙です。

②「家ごとの 祠(ほこら)海向き 石蕗(つわ)の花」 家々にある祠は、日の出る方向に向けて建てられるのが普通とか。わが町内の祠は、全て西の海に向いています。

③「江戸期より 涸れぬ井戸なり 梅の花」 三浦半島では、山を背負っている土地の井戸は、涸れることがありません。

*作品をクリックすると拡大します。

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